前回、ビヨンセのミックスをよくやっているエンジニアのスチュアート・ホワイトが動画で解説していたリバーブテクを紹介したんですが
リバーブ以外にも、こちらの動画で良いこと言ってるなーってとこがあったので、今回の記事ではそちらを紹介。
具体的なテクってよりも、ミックスにおける大切なスタンスというか心構えというか名言というか、そんな感じの紹介になります。
"ミックスのようなもの"
スチュアート・ホワイトは動画で以下のように喋ってます。
時々、ミックスのようなものを耳にすることがある。 彼らは左手で何かを描くことができることを知っている。
引用元:Mixing 'Yoncé' by Beyoncé with Stuart White | Trailer - YouTube
たしかに、ミックスって別に理解してなくてもツマミをまわせばその効果が得られますよね。
ミックスは楽器で例えるとピアノや打楽器
楽器で例えると、ピアノや打楽器みたい。他のバイオリンとかフルートとかって綺麗に音を出すまでに苦労するけど、ピアノや打楽器ってとりあえず叩けばそれなりの音が出る。でも、適当にピアノ叩いたところでいい曲にはならない。
ミックスもそれと同じだなあと。
"ミックスのようなもの"にならないために
んじゃあ、"ミックスのようなもの"にならないためにはどうすればいいかって話ですが、スチュアート・ホワイトは以下のように語っております。
しかし、彼らはフロントからリアまで、レイヤーやリバーブについて深く理解することを忘れている。 EQやコンプレッサーのかけ方、空間を得るための飽和のさせ方(サチュレーションのかけ方)などは、超重要だ。
やっぱり、基本が大事ってことですね。
固めておくべき基礎事項
じゃあ、実際どんな基礎を固めておけばいいかって話ですが、
とりあえず、動画で紹介している
- レイヤー(音を重ねること)
- リバーブ
- EQ
- コンプレッサー
- サチュレーション
なんかの基礎は固めておく必要がありそうです。
おすすめ記事・本
まあ、基礎的な知識は今はさんざんWEBに落ちてるので別にわざわざ本を買う必要も無いと思いますが、ある程度ミックスの基礎がまとまってるKindle本なんか持っておけば暇な時にさらーっと読んで復習できたりするのでおすすめです。
私がよく紹介しているこちらの本は、ミックスの基礎を固めるのにおすすめ。
"音圧アップのための"って書いてありますが、別に音圧アップを目指さない人にもおすすめです。初心者向けでわかりやすいと思います。
こちらのマスタリング本もおすすめ。
DAWしか持ってないけどマスタリングしてみたいって人に特におすすめです。
まとめ
というわけで、スチュアート・ホワイトの名言?紹介でした。私自身まだ基礎が固まってなかったり単純に勉強したけど忘れてたりwする部分も多いので、自分への戒めとしてメモw
基礎ってやっぱ大事だなーと思いました。
インタビューの全文&雑日本語訳が知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
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