EQやコンプレッサー等、ミックスではいろいろなエフェクター(プラグイン)をかける必要があるのはわかったけど、いまいちそれらのエフェクターをどの順番でかければいいのかわからないという方のために、今回はエフェクトをかける順番について解説していきます。
エフェクターはかける順番によって音が変わる
エフェクター(プラグイン)は、基本的にかける順番によって音が変わります。そのため、複数のエフェクトをかけたい場合、ただ何も考えずエフェクターを適当にかけていくのではなく、エフェクターをかける順番も考えなくてはなりません。
お使いのDAWのエフェクターがかかる順番を把握しておく
狙った音を作りやすくするためにお使いのDAWのエフェクターがかかる順番を把握しておきましょう。大体ググれば出てきます。
EQとコンプどっちを先にかけるか問題
ミックスの基本エフェクターであるEQとコンプレッサー。どっちを先にかけたほうがいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。いきなり結論から書くと、正直
どっちでもいいです。
別にどんな使い方しても、自分の狙った音が作れるならどれを先にかけようが後にかけようが大した問題ではありません。
後にかけるエフェクトほど特徴が強く出る
基本的に、後にかけるエフェクトほど特徴が強く出ます。そのため、例えば、よりコンプレッサーで音を圧縮した感を強く出したい場合などは、EQよりも後にコンプレッサーをかけたりします。その逆で、EQによる質感を強く出したい場合はコンプレッサーの後にEQをかけるのがおすすめです。
いらない音は先にカットしておくとすっきり
とはいえ、いらん音が増幅したりしたら面倒です。いらない音はできるだけ早めにカットしておくとミックスしやすいです。
そのため、私の場合はEQやノイズカット系のプラグインを最初の方にかけてることが多いです。
こんな感じ。
ノイズカット系→EQ→音に色付け系
の順番が多いです。
まとめ
というわけで、最適なエフェクトをかける順番について解説していきました。あくまでも決まった順番はないので自由にやっていいですが、後にかけるエフェクターほど特徴が強く出る、ということを覚えておけば狙った音が作りやすいんじゃないかなあと思います。
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