今回は、Native InatrumentsのKontaktで、あると便利なバーチャルキーボードを出す方法を紹介します。Kontaktのバーチャルキーボードは、以下の画像の赤い四角で囲ったやつ↓
MIDI打ち込みはMIDIキーボードさえあればできますが、あえてバーチャルキーボードを出すことで非常に作業効率があがります。
目次
- Native InstrumentsのKontact
- バーチャルキーボードとは
- なぜバーチャルキーボードがあると便利なのか
- バーチャルキーボードの出し方
- バーチャルキーボードが出てこない時の対処法
- まとめ
Native InstrumentsのKontact
Native InatrumentsのサンプラーKontact。Kompleteの中に含まれています。
Kompleteに含まれる死ぬほど重いオーケストラ音源やシネマティック音源、ギター音源はだいたいKontactで動かす必要があります。
Kontactはいろんな音源を読み込めて非常に便利なんですが、普通のシンセサイザーのように作業しようとすると、そうもいかない音源もあるのでちょっとむずかしい。まあ理解すれば簡単なんですが。
バーチャルキーボードとは
通常、キーボードはハードウェアですよね。そのキーボードを仮想的に実現したものをバーチャルキーボードと言います。仮想キーボードと呼ばれたりもする。これね。
今回のKontaktのようにサンプラーだけでなく、DAWやソフトシンセでもバーチャルキーボードを出すことができます。ハードウェアのキーボードを持っていても、バーチャルキーボードを出すことでより便利になる場合があります。
なぜバーチャルキーボードがあると便利なのか
Kontaktの音源では、キーによって違う奏法が割り当てられてたりするので、可視化できると便利です。
要は、音源によっては「ド」の音を鳴らしたからといって単純に「ド」の音が鳴るわけではないので結構頭がこんがらがりやすいんですね。
例えば
単純なピアノやシンセ音源とかは、ハードウェアのMIDIキーボードとPCさえ繋がってれば特に問題ないんですが、ギター音源とかブラス音源とかだと、
- 赤や黄色の部分=奏法やコードパターンの割当ゾーン
- 青い部分=コードを指定するゾーン
といったように鍵盤上の左側と右側で役割が違ったりするので、目で見えたほうがわかりやすくていいです。
MIDIキーボードが繋がってない時などにもあると便利
単純なピアノ音源やシンセ音源の場合でも、たまにマウスでちょろっと音確認したい時とかMIDIキーボードが繋がってない時の音確認用にも便利です。
バーチャルキーボードの出し方
実際のバーチャルキーボードの出し方を解説します。
①Kontakt上部の四角が3つ描かれているボタンをクリック
Kontaktを開いて、上部にある四角が3つ描かれているボタンをクリックします。すると、プルダウンメニューが現れます。
②「Keyboard」をクリック
プルダウンメニューから、「Keyboard」をクリック。
これだけで、
このように、バーチャルキーボードが出てきます。
バーチャルキーボードが出てこない時の対処法
稀に、指定しているはずなのにバーチャルキーボードが現れないこともあるのでそういうときはもう一度同じボタンをクリック→「Keyboard」をクリックしてみると出てきます。
まとめ
以上、Native InatrumentsのKontaktで、あると便利なバーチャルキーボードを出す方法の紹介でした。
ギター音源やブラス音源をよく使う方々は便利なので使ってみてくだせえ。
特に、「Session〜」って名前がついてる系の音源はまじでバーチャルキーボードあると、わかりやすくなるので作業がとても楽です。
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