今回は、初心者の方におすすめの耳コピのやり方について解説していきます。
DTMを上手くなるためには耳コピをしたほうがいいとよく言われていますが、いざ作りたいジャンルの耳コピをしようとしても複雑過ぎ、難しすぎてわからない方も多いはず。今回は、まだまだ耳コピに慣れていない初心者の方のために、おすすめの耳コピのやり方をご紹介していきます。
初心者にとってはかなり大変な耳コピ
まず、初心者の方にとって、複雑な楽曲の耳コピを全て自力でするのはかなり大変だと思われます。楽器をやっていて相対音感や絶対音感がある人ならある程度最初からスムーズにできますが、それでも最初から全ての楽器をコピーするのは大変です。私も最初はかなり大変でした。
興味のないジャンルの耳コピはモチベーションが続かない
初心者にとって耳コピは大変ですが、だからといって簡単そうだけれど興味のないジャンルの耳コピはモチベーションが続きません。なので、あくまでも自分が好きなジャンル、今後極めたいジャンル、大好きな曲を耳コピしましょう。最初から難易度の高い曲でOKです。
私は初心者のころ、どうやって耳コピをしていたかというと、以下のルールで耳コピを行っていました。
ルール①楽曲の一部分の耳コピでもOK
まず、楽曲の一部分でもOK、としました。具体的には、
・楽曲のリズム隊だけ
・シンセの音色だけ
・コードだけ
といったように、ちょっと自分にとってハードルが高そうな曲は、こんな感じで楽曲の真似したい部分だけをコピーするようにしてました。最初から全てを完璧に耳コピしようとすると大変ですが、一部分だけ、と決めてやると結構ハードルは低いです。
全体を雑にコピーするより、1部分だけ、といったように絞って耳コピしたほうが結果的に細かい音作りの仕方とかがわかってくるので勉強になります。
まあ、やってると楽しくなってきてそのまま全体の耳コピに繋がるときもあります。
ルール②ネットでコードやキーをカンニングしてもOK
絶対音感や相対音感がなくて耳コピがしんどい、という方は、ネットでコードやキーをカンニングしながら耳コピをしてもOKです。
私は音感あるのでキーもコードもすぐわかりますが、たまにわからないコードとかあるのでその時は躊躇せずぐぐってしまいます。有名な曲は、ネットで調べればだいたいコードやキーが出てきます。とくに、キーがわからないと耳コピが進まないことがほとんどだと思いますが、キーさえわかってしまえばわりとさくさく耳コピできます。
普段から耳コピしていればだんだん耳は鍛えられてくるので、躊躇せずカンニングしましょう。
BPM解析はDJソフトがおすすめ
ちなみに、耳コピをする際、BPMを解析する必要がありますよね。
んで、BPMに関してはDAWで解析したりネットでぐぐったりするよりもDJソフトで解析するほうが100倍早いです。無料で利用できるのでぜひ活用してみましょう。
PioneerのrekordboxやNative InstrumentsのTraktor DJ2がおすすめです。
Pioneerのrekordbox
ちなみに私はrekordbox使ってます。とても使いやすいです。
Native InstrumentsのTraktor DJ2
若干rekordboxのほうが使い勝手が良いので今は使ってませんが、以前はこちらのTraktorを使ってました。こっちもシンプルで使いやすいです。
まとめ
というわけで、初心者の方におすすめの耳コピのやり方についての解説でした。最初から全てを完璧に耳コピしようとするのではなく、まずは一部分だけ、と決めてやると結構ハードルは低いですし、結果的に少しずつ実力も上がっていきます。ぜひお試しあれ。
こちらもおすすめ