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DTMで素人感を抜け出すための方法6つ

DTMを始めて結構経つけど、「いまいち素人感を抜け出せない」と悩んでいる方のために、素人感を抜け出す方法をご紹介。

 

 

やみくもにミックスやマスタリングをこなしてもうまくなりません

まず大前提として、数をこなせば上手くなると勘違いしてやみくもにミックスやマスタリングをこなしてもうまくなりません。正しい方法でやらんと何事も身につきません。

今回は、私が実際に初心者のころ試して上手くいったと感じた方法をご紹介します。

 

1,有料のシンセサイザーや音源を使う

私が初心者のころ、一番「手っ取り早く素人感を抜け出せたなー」と感じたのは、有料の外部シンセサイザーや音源を使った時。言葉は悪いですが正直金で解決しました。というか当時プロの方々に何のソフトシンセや音源使ってるんですか?とちゃんとインタビューしてから購入して、実際に使ってみたらまじでその人達が作ってる音になったんですよね。DTMのクオリティの悩みはぶっちゃけ金で解決できることが多いです。

 

私が一番最初に買った有料ソフトシンセ

ちなみに私が一番最初に買った有料ソフトシンセはNative InstrumentsのMassive。

当時29,000円くらいだったっけ?3万以下で素人感がなくなるなら安いです。その後10万円くらいの全部のせパックKomplete Ultimateを買って何の音使っても素人感は無くなりましたが、いきなり10万円も課金するのは怖い、という方はまずは自分が一番良く使う楽器の音源なりシンセを1個だけ買ってみる、というのもおすすめ。最近ではサブスクもあるのでだいぶ敷居は低くなってるかと。

2,ミックス・マスタリングを勉強する

こちらはお勉強編。有料ソフトシンセや音源を使っても、次にぶち当たる壁が音圧上がんねえ問題。Audiostockなどで販売してる音源って音圧しっかりあるし、波形もバカでかい。でも自分が音圧上げようとすると、どうしても音が割れたりするよ〜とお悩みの方は...こちらもお金で解決しましょう。(暴論)

というか私は初心者のころ、あまり無料のYouTube動画では勉強してこなかったので何も語れない...。シンセやプラグインの使い方とかはぐぐって調べましたけどね。ミックスやマスタリングは本読んで理解して実践する、てのが一番習得が早いと思います。

 

ミックス・マスタリングの勉強におすすめの本

ミックスに関してはこの本↓

 

マスタリングはこの本↓

 

ぶっちゃけこの2冊あれば基本は大丈夫。

 

3,プラグインや音源制作している会社の公式ブログを参考にする

初心者のころは無料のYouTubeや記事を参考にしてきませんでしたが、上記の有料ソフトシンセやら音源、本を買ったりといったことを試した後、さらにもう一歩素人感を脱したい時に参考にしてたのが、プラグインや音源制作をしている会社が運営している公式ブログを読むこと。公式なので信頼感は抜群。

↓の記事は、ミックスやマスタリングでわかんなくなった時、よく参考にしてました。

wavesjapan.jp

 

過去記事でも紹介してます

hylenikki.hateblo.jp

 

 

4,耳コピする

大変めんどくさいけど確実に効果のある耳コピ。大量の曲を耳コピするとそれだけで知識が増えます。ミックス・マスタリングに関しては本読んだ方が良いと思う派ですが、打ち込みだったり作曲、トラックメイク部分のスキルアップに関しては本読むより早いです。作り方がわからない音があったらその都度ぐぐります。

 

作り方が体感でわかってくる

楽器の構成だったりバランスだったりタイミングだったり作りたいジャンルの構成だったりが体感でわかってきます。

 

5,参考曲を分析しまくる

参考曲(リファレンス)を分析しまくるのも効果がありました。分析するって簡単に言うけどぶっちゃけどうやるのよ?って話ですが、自分の曲と参考曲をひたすら聴き比べることで分析できます。

普通に聴き比べるだけなら参考曲と完成した自作曲をDAWにぶち込めばいいだけの話なんですが、制作中に分析しながら即アウトプットしたいじゃないですか?そういった時のために、聴き比べるためのツールがありまして、私はMetric ABというプラグインを使っております。

Metric ABの特徴

Metric ABを使えば、制作中にボタン1つでリファレンスと制作中の曲を聴き比べることができます。分析しながらミックスしていくことができるのでまじで楽。便利。最高。PCのOSが対応してる限り1万円くらいで一生楽ができます。

参考曲の特定の周波数と自曲の周波数を聴き比べたり、波形を見比べたりすることができるので、普通に聴いてもよくわからん周波数帯の違いなんかもよくわかります。

 

6,プロに頼む

こちらもお金で解決ですが...自作曲のアレンジやミックス・マスタリングを思い切ってプロに頼んでしまうのも素人感を抜け出すための1つの方法。既に高い有料音源を持っているプロにアレンジを頼むことでしょぼい音源から一気にプロクオリティに仕上がります。

 

プロに頼むことで自分のスキルアップにも繋がる

私もまだ初心者だったころ、メジャーレーベルで活躍するプロのアレンジャーやミックスエンジニアの方に自作曲をアレンジしてもらった時、自分の宅録感素人感満載の曲が明らかにプロクオリティに跳ね上がっていたく感激した記憶があります。

 

そして、自分で参考曲を分析するより、自作曲のプロアレンジと自分の音源を聴き比べることで、違いがはっきりとわかり、「こういう場合はこうした方がいいのね...」みたいなのがはっきりわかってきます。プロに頼むことは自分のスキルアップにも繋がります。

 

そもそも苦手意識があるなら他人に任せる

DTMでの作曲は楽しいから自分でやるけど、アレンジやミックス・マスタリングに関してはいまいち苦手かも、あんまり楽しくない、という方はそもそもプロに丸投げしてしまったほうがいいかもしれません。苦手なことは他人に任せて、空いた時間で他のことをやったほうが有意義な時間を過ごせる可能性が高くなります。

 

私もアレンジ依頼やリミックス依頼を受付中なので、気になる方はこちらからお問い合わせくださいな。

docs.google.com

 

まとめ

以上、DTMで素人感を抜け出すための方法6つでした。結局金で解決かよ!と突っ込まれそうなんですが、今では有料ソフトシンセやら有料音源、プラグインやらもサブスクで初月無料とか三ヶ月無料とかあるんでまずはお試しでそういうのを試してみるのがいいんじゃないかなあと思います。有料音源はいいぞ。

 

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