ビョーク好きだけどあんまインタビュー読んだことないなーって思って。
今回は、サンレコで紹介されていたビョークの作曲方法をちらっとご紹介。
意外とエンジニアっぽい作り方
ビョークといえばあの神秘的な雰囲気なので
「どうせほら、曲が降ってくる〜」とかでしょ?
と思ってあんまインタビューとか読む価値無さそうだなーって。どうせただの天才のインタビューやろ、と。(失礼)
今回のインタビュー読んでて思ったけど、上記のようなテンションで読み始めたことにほんとすいませんでしたって謝りたくなるくらい、ごりごりのエンジニア風な作曲方法に驚愕。あんな天才でも、なんかまじめに日々の勉強とかインプットとかの蓄積で曲ってできてるんだなって。
Pro Toolsスキルも磨いている様子
常にPro Tools(作曲ソフト)スキルは磨いてるし新しい音楽探してるし、曲によっていろんな作り方をしているらしい。Pro Toolsに関しては、
23年間も使用し続けているし、エディットのスキルはどんどん向上している。
って答えてる。ビョークほどの天才だともう専属エンジニアみたいな人がいて全部人にやらせてると思ってたよー。ごめんなさい。
作曲アプリまで作るビョーク
思わず2度見したのが
Pro Toolsのほかには、録音とコードの入力ができる自作のスマートフォン・アプリを使った。歩いているときに曲を作ることもあるので、マックス・ワイゼル(アメリカのソフトウェア・エンジニア)と一緒に開発してね。歩きながら、ちょっと歌って録ってコードを作ったら、その場で聴ける。とても楽しいアプリよ。
ってとこ。ちょっと待ってアプリ作るところからやってんの?は??意識高すぎる。
まあ歩いてるときに曲を作れちゃうのがいわゆる「降ってくる」ってやつだと思うけど、常にインプットし続けてるからこそ降ってくるんだなーって納得できるんだよね。
私は常に音楽を探している。無料で聴くより音楽に対してお金を払う方が好きなので、必ずオーディオ・ファイルを買うようにしている。できるだけミュージシャンにお金を払いたいからね。オリジナルのプレイリストを作っていて、新しく買ったものをしょっちゅう追加している。
って答えてる。
ビョークほどの天才だと「他人の曲は聴かない」とか答えそうじゃん?でも全然ある意味普通というか当たり前の努力の果てに曲ってできてるのかーと思った。
まとめ
以上、ビョークの作曲方法でした。意外とごりごりのエンジニア路線で驚きですよね。
ちょっとだけ私の話
最後にちょっと私の話になるのですが。
私は作曲する際、わりと効率厨なのでCubase(作曲ソフト)でがっつりテンプレートみたいなの作っちゃって、そのテンプレートをどんどんアップデートしてって効率化していく、というやり方なのだけど、
ビョークは
私は大抵、さまざまなやり方で曲作りにアプローチするよう心がけているから、どの曲も異なる方法で制作した。
らしい。
「もっと冒険しなきゃだめよな...」と耳が痛くなるのでした。