Cubaseをアプデしてから、「ミュージカルモード」で使う各オーディオ素材のBPM設定ゾーンが消えてました。「ミュージカルモード」のボタン自体はあるんですが、BPM設定ゾーンがないので外部から持ってきたオーディオのBPM設定ができなくなってしまいました。
今回は、ミュージカルモードで使う各オーディオのBPM設定ゾーンの復活方法について解説します。
ミュージカルモードとは?
ミュージカルモードとは、オーディオ素材をプロジェクトのテンポに合わせる機能。CubaseのループブラウザやメディアベイからCubase附属の素材を読み込む際は既に完璧にミュージカルモードになってるので特に小難しい設定は必要ないのですが、全く関係ない外部から持ってきたオーディオをプロジェクトのテンポに完全に追随させるには、ちょっと細々と設定する必要があります。そうしないと一生プロジェクトのテンポからずれます。
外部音源をミュージカルモードでプロジェクトのテンポに完全同期させる方法
手順としては以下の通り。
①タイムストレッチ機能を利用して、オーディオ素材をプロジェクトのテンポと合わせる
②オーディオ素材の始まりと終わりを小節グリッドに合わせる
③ミュージカルモードをオンにする
④オーディオ素材のBPMをプロジェクトに合わせる
→プロジェクトのテンポを変えても完全に同期
「ミュージカルモード」で使うオーディオ素材のBPM設定ゾーンがない
本来なら、上記のような手順を踏みたいのですが、今回は④のオーディオ素材のBPMをプロジェクトに合わせたいのにその設定ゾーンがどっかに消えてしまったのでミュージカルモードがうまく機能しなくて詰んだ、って話です。
通常、オーディオデータを開くとミュージカルモードボタンの隣にはこのようにオーディオのBPM設定ゾーンがあるのですが
ミュージカルモードボタンの隣にはいきなりズーム設定ゾーンが。
というわけで、以下、オーディオ素材のBPM設定ゾーンを復活させる方法について詳しく解説していきます。
オーディオ素材のBPM設定ゾーンを復活させる方法
実際のやり方は非常に簡単。
ミュージカルモードボタンのだいぶ右側にあるこの辺の空白を右クリック。
すると、「ツールバーを設定」ってウインドウが出てきます。
この中にある「音楽情報」のチェックを入れます。
ツールバー設定ウインドウを閉じたら、こんな風にオーディオ素材のBPM設定ゾーンが復活してます。
あとは、オーディオのBPMをプロジェクトのBPMに合わせればプロジェクトのテンポと完全に同期するようになります。
まとめ
以上、Cubaseのミュージカルモードで使うオーディオ素材のBPM設定ゾーンを復活させる方法でした。デフォルトでは表示されてたはずなんですが、たまにアプデとかで消えます。環境設定からではなく、実際のオーディオ編集ウインドウで設定する必要があります。困った方はぜひ試してみてください。
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